*月*日

 準備は万端だ。

 ニーナの背に乗って一気に帝都へ。
 兵士どもに止められたが、チャムで拾った通行書見せたらすんなり通してくれた。なんつーか、俺らの顔が知られてないってのは軽い屈辱だよな。
 まぁいいや。やつらがアホなんだろ。

 通行書くれたおっさんは何者なんだ?あの時は急いでて何も考えてなかったが。まぁ、考えてもわからん。スルーだ。


 さて、中央の塔に登ろうとしたが、機械が壊れてて無理とか。何だこの駄目要塞。
 中には黒竜族とは関係なさそうな人間もチラホラ。帰りたいとか言ってる辺り、無理矢理働かされてるのだろう。まぁ、知らん。
 で、どうやら塔の上に皇帝とやらがいるらしい。ゾーゴンだな。機械壊れててどうやって生活してるのだ?
 まぁ、俺が殺すからそんなこたぁどうでも良い。

 で、更に探索。地下では浮遊要塞とやらの発掘をしているらしい。何でそんなもんが地面に埋まってんのか知らんが。土喰族ってのが働かされてる。モグの仲間だな。まぁ、知らん。てか、逃げたみたいだし。


 さて・・・どうしたもんかね?
 と、ギリアムが思い出す。春の村に居た、塔をのぼる阿呆のことだ。あいつを連れてきて登らせてみるか?って話に。

 てか、そんな奴いたか?全く記憶にない。日記読み返しても全く書いてない。よくそんな陰の薄いやつのこと覚えてるなこの犬は。

 とりあえず、拉致しに行くか。




*月*日

 行ったら、寝込んでた。死ね。

 だが、装置の部品を持ってやがった。以前に帝都の塔登った事あったんだな。そういやそんなこと言ってた気がする。
 なかなかエグい事してるよな。壊れてるけど、とりあえず頂く。
 こいつ一人のために帝都は機能停止してるのだ。アホな軍団だよまったく。

 で、これをどうするか?
 ビルダーがめんたま輝かしててキモイ。ガンツに行こうってことになった。



*月*日

 ガンツ到着。長老を叩き起こして部品を見せたら、なにやらウキウキと弄り始めた。
 てゆーかビルダーでは直せないのか?まったく。




*月*日

 翌日、あっという間に修理されてるとかでなかなか良い仕事。

 で、早速帝都へ。ミナゴロシにしてやっから待ってろよ。



*月*日

 塔の機械に部品をはめ込むと、あっけなく作動する。なんつーか、黒龍族って技術レベルもカスなのな。この塔作ったのは古代人みたいだし。

 で、ガンガン上へ。メチャ高い。
 変身ニーナでいきなり頂上まで行けてたら楽だったんだがな。



 で、頂上の神殿の中へ。入り口入った所にれいの、通行書くれたおっさんが居た。「お前たちにゾーゴンを倒させてやろうと思ってな」とか。思わぬ伏兵。
 つか、どうやって登ったんだ?つか、誰?
 何か企んでるのはわかるが、まぁどうでも良い。

 で、「ドラゴン・ソウル」とやらが音楽の国にあるとか教えてくれた。うむ。面倒だが取りに行こう。ゾーゴンの弱点らしい。



*月*日

 到着。話聞くと、伝説の武器は知らんが伝説の歌は知ってるっぴとか言って、歌いだした。

 なんだこれ。やべぇ。俺だけみたいだが、何か魂を揺さぶられる感じ。何だこれ。あちぃ。

 てか、頭くらくらして一気に死にかける俺。やべぇ。竜の一族にはかなりきついみたいだな・・・これ使うのかよ・・・やだな・・・・
 とにかく、歌をビンに詰めて、持ち帰ることに。どういう構造だよ。












next


back


exit







SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送