*月*日

 商都の元締めが切り札をもってると言うことで戻る。
「彷徨える町の大魔法使いを起こしましょう!」とか結局他力本願。何が切り札だ。おとなしく氏ね。
「詳しくは2階のオヤジに聞いてください」とかホント死ねよボケ元締め。結局何の役にもたたねぇ。これが世界経済のトップに立ってるとか笑わせてくれる。いつか俺様が取って代わってやろう。

 とにかく彷徨える町に。ヂューンの近所だっけか。



*月*日

 彷徨える町へ。何かキモイ顔の精霊がいっぱいいた。邪悪な者から主を守ってるそうだ。それが大魔法使いだな。
 てかさ、この町へ入るには商都の元締めの親父が持ってた守護神像が必要なわけで。つまり普通は入る事も出来ないわけで。四六時中守る必要は無いと思うんだが。それともそんな像なんて無くても力づくで何とかなるのかな?
 それか、役立たずの元締めのオヤジ如き匹夫が持ってる程度だから、実はレアアイテムではないのかもな、この守護神像。20ゼニーくらいで売ってたりして。

 町の真ん中から洞窟に入り、ガンガン抜けていくと精霊が立ちふさがる。「ディース様を起こしにきたのか?」とか言われて誰だそれ。大魔法使いとやらか。

「覚悟を決めてかかって来い」言いながら自ら襲い掛かる精霊達。そして俺様に秒殺される精霊達。アホか。サルに叩き落されるハエより弱いよな。

「ではディース様を起こそう」おまえらが起こすのかよ。でも、声かけても起きない。てか、声かけて起きる程度だったら俺は怒るところだが、何を考えたか精霊どもはディース様とやらにいきなり電撃を食らわせた。

「うわっ!あっつーーー」言って起きる。

 俺はコントを見せられているのだろうか?何だこのバカ精霊。何だこの蛇女。

 精霊曰く、ディース様の扱いには十分注意しろとのこと。言うだけ言って消えた。その蛇女は俺たちにタイフーってやつの卵をくれた。
 なんだ?台風を呼ぶとかそんなオチじゃなかろうな?
 海底火山に放り投げりゃタイフー虫ってのが黒竜族に襲い掛かるらしい。

 ディース様は再度おねむなのだが、今襲われたら誰が守るんだ?グヘヘ

 まぁ、とりあえず海底火山とやらに行ってみるか。












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