*月*日

 とりあえず、光と闇の塔へ。ここに幽霊と話せるじじいがいるとの噂。

 で、本当に居たんだが、上の階で試練を克服して来いとか言われる。だりぃ。つーか幽霊と会いたいのは俺じゃなくてロズオータなんだから、ロズオータが試練受けるべきだろう。ホント、スジ通せよなクソどもが。

 で、上でカギを守ってるらしい精霊に出会う。

「実は昔、光のカギを盗まれたのじゃ」

(゚Д゚)ハァ?

 何この役立たずのカス。てか、盗んだのってロズオータか?わけわからん。

「まぁそれはおいといて・・・我が試練を受けよ!」
 とかわけのわからんこと言いながら、うんこが屁こいたような顔で襲い掛かってきた。もちろん、こんな自分の役割も果たせないようなクズに俺たちが負ける筈もなく、便所に流してやった。

 で、闇のカギだけゲットして、仕方なく戻ろうとしたらさっきのじじいが「よくぞ試練に打ち勝った」みたいなこと言い出して、黄泉の鏡とかいうのをくれた。
 死者を呼び出す事が出来るらしい。


 都合良いよね。

 これには意味がある。つまり、この世界は俺を中心に回っていると言う事だ。少なくとも、村が焼き払われたあの日以来、都合の良い事ばかりだ。

 それに、ニーナやギリアムは俺にちょっとした恩があるからって、いまだに俺にくっ付いて来てる。ぶっちゃけ、俺がこいつらにしてやったことよりも、こいつらに助けられてることのほうが多かったりするし(居ないなら居ないでどうでも良いけどな)、こいつらからすれば俺と一緒にいることは危険に身を投じてる事になるのに、まだついてくる。
 顔グロ太郎も金庫さえ開けてくれればもう村に帰ったっていいのに、何故か俺たちを手伝ってくれる。

 これは即ち、俺が主人公たる存在である証なのだ。
 生まれながらにして卓越したカリスマ性を持ち、その言動は世界を動かす。俺すげぇ。たたえよ。崇め奉れ。




*月*日

 夜の町に昼がくるようになってたな。どうでも良いけど。

 とにかく、ロズオータに会う。もはや娘が閉じこもる理由もないけど、とりあえず黄泉の鏡を掲げてみた。
 するとロズオータの嫁がすうっと出てきてテラコワス。

「考えてみて・・・カギをわたす事が本当にあの子の為になるの?」
 とか言い出したかと思うと何か二人でラブラブ始めて見てらんねぇ。

 で、ロズオータは黒竜族に屈服しないコトを決め、「娘にこのコトを伝えてくれ」とか、自分で伝えろよカスが。
 娘は娘で「黒竜族を追い払ってください」とか言い出すし。勝手に落ち込んで勝手に喜んで勝手に盛り上がって、最後には勇者様お願いかよ。ホント腐ってるよな。

 娘が閉じこもってた大金庫からも光と闇の塔にいけて、そこで光のカギもゲット。てか、この塔の構造が意味わからん。
 ロズオータが船を貸してくれることになったので船着場に行くと黒竜族の将軍が。だりぃだりぃ言いながらオラオラしたら「俺たちを怒らせたらどうなるか見せてやる」とか言って船爆破。死ね。

 そしたら船長が北の洞窟から黒竜族がたむろってる岬に侵入できるとか教えてくれたので、行ってみよう。



*月*日

 黒竜族の岬に侵入成功。
 襲い来る黒竜族を次々に陵辱し、イカのバケモノも秒殺。「弟よ頼んだぞ・・・」とか兄弟愛テラキモス。つーかお前らみたいな雑魚の設定とかどうでも良いって馬鹿。
 これで船も頂いていけるな。
 勇者のやる事じゃないよねって感じだが、オレがルールだ。













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