６月２８日（すみげの日記より）
ハロウィーンの町は何か廃れてて、人もいなかった。獣が町中に入り込んでたんだけど、ちょっとはずれに行くと人がいた。
ローズマリーさんって人の家に幽霊が出るらしいんだけど、いつの間にかぼく達がそこへ行くはめに。
入ってみると幽霊やら鎧やらが襲ってくるし屋敷の中は何か迷路みたいになってて苦労した。
奥までいくとピアノが置いてあって、近付くと勝手に演奏が始まってビビる。でもそのメロディが印象的なので、すぐに覚えた。
マジカントに居たギターのお兄さんの詩のとおり、やはりつながっている。
結局幽霊退治はできなかった。どうしてそこに住み着いてるのかとか、どこからきたのかサッパリ判らない。 たくは何やら難しそうなコトをブツブツ呟いてたけど、ぼくもゆきえも理解できなかった。
仕方なく戻るとローズマリーさんは別に怒ってなかった。勇気あるねって言ってくれた。
イースターってところで神隠しが起きてる話を何度か聞いたことがあるので、今度行ってみようと思う。
ゆきえのママが行方不明になってることとも関係があるかもしれない。
