三国詩歌


無双たちよ!進軍開始」様に投稿した作品群です。解説は割愛。


鶏声と 聞きし雄叫び 虎の声 至高の高嶺も 華と散るらむ  (華雄)

羽開き 長き乱世は 流れ雲 関越え長閑(のどか) 春を謳わん  (関羽)

あさぼらけ 舞散る煙 野に咲きて 街亭に降る 災いの種  (馬謖)

力無く 一人の将も 救えぬか 燃ゆる宛城 涙(なだ)曹操  (典韋)

赤き壁 願って立つ身 人の子よ 炎の蛇は 竜巻と成り  (諸葛亮)

暮れてゆく 赤きほのかは 我が心音 龍の操を 水泡に帰し  (周瑜)

子羊の 夢は真か 赤頭巾 怒れる餓狼よ 猛虎と歩め  (祖茂)

欲求め 蹇(なや)む碩画 卓の上  (蹇碩)

西園の 閉じた御門は 露となり 卓に並ぶは 烏合の衆  (反董卓連合)

月の夜に 吼える狼 届かざる いかな星々 輝かざりて (二喬

新月に 偉天奸せし 若き雄 乱世の卵 命運と知る (陳宮

立ち昇る 気高き赤は 金盞花 心に刻む 遺されし螺旋  (横山光輝氏)

祖を想い 真摯の心 凛として 嵐吹けども なびかざる髪   (絶影)

国往きて 降れる白雪 夢染めて 枯れぬ若葉よ 何想ひしか  (劉禅)

遠きにて 静かの水面 澱みいる 我見つめしは 清きせせらぎ  (呂布)

翼張り 益を求めず 徳の為 飛び立つ燕 遥か彼方へ  (張飛)

遠き空 我が心中は ゆらぎつつ 千の若草 帰る雁なり  (張遼)

七星の 鈍き光は 塵と消え されど炎は 消ゆること無し  (反董卓連合)

地に伏せて 天を舞う君 過酷な荷 至高の結び 我は欲せず  (月英)

此は闇き 蒼空仰ぎ 血の光陰 吾は散り往けど 源は濁さず  (ホウ統)

彼の焔 月は輝き 地を照らし 降れる光は 一筋となり  (劉備三兄弟)

其の涕 夜空の心 沈む鯉 冀わくは 昇る漣  (魏延)

また見えぬ 愚か言の葉 朧月 定め誤まり 軍荼利と成り  (夏侯淵)

地は見えず 霞に見えど 其は真 涙をぬぐう こともかなわず  (孫策)

その想い 近きに在りて 見えなくて 分かつ断崖 あまりに高く  (呂布)


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