夢日記

魔王

地下。奥のほう右手に段差がある。2メートルほどだろうか。ソコにその存在はいた。

魔の化身。

黒く巨大な甲冑を着込み、鋭い眼光でこちらを睨みつける。
最初、張飛が単身突っ込んだ。

奴は段差の下に何かを放り込んだ。ぽいっと、捨てるように。
直後、赤く、巨大な口を持った・・・いや、口だけの存在とも言える魔物が現れた。
何の秩序も無く無数の歯を生やし、張飛に襲い掛かる。
その魔物に向って銃弾を撃ち込むダンテ。が、全く効き目は無い。

「ぎゃあああぁぁぁぁぁ!!!!」
ばきばきっと、骨の砕ける音がした。
張飛はあっけなく食されてしまった。同時にその魔物は消滅した。
けた違いだ。何の武器も、技も持っていない私は震えた。

「くそっ」
さらに、ジャイアンとスネ夫が飛び込む。
今度は黄色いスライム状の物が現れた。2匹はジャイアンとスネ夫を包み込み、そのまま溶かしてしまった。

奴はこちらに向って黄色い液体を投げる。私達は10メートルほど離れたところに立っている。その黄色い液体がスライムに変化する瞬間、ダンテはそれを撃ち抜いた。
私の足元にどろりと落下するそれ。

「桝田。これをお前に託す」
ダンテはそう言って私に鍵のような物を渡した。
「良いか、俺たちが奴をなんとか引き付ける。その隙にお前は奴の向こう側にある扉から外へ出ろ。あの扉は押せば簡単に開く。全力で走れ」

その扉のすぐそばに奴はいる。怖かった。近づく事などできるのか。足が震えている。
「頼むぞ。奴を倒す方法はそれしかない」

私にそんな大役が勤まるのだろうか。だが、考えている暇など無い。

ダンテは奴に向って走った。奴はダンテに向って赤い玉を投げる。その玉は魔物と化し、ダンテに襲い掛かる。
冷静に眺めている場合ではない。私は決死の覚悟で走り出した。
奴がいる段差の下を走っている時、無意識に上を見て、奴と目が合ってしまった。
にやりと嗤うと、奴は私の頭上に水色の液体を落とした。
それは私の頭につく前に液体状の化け物になった。
死ぬ。そう思った。
瞬間。私の上を影が覆った。関羽である。
「ぬああぁぁぁっっ!!」
悲痛な叫びが聞こえる。しかし、私は走った。その扉に体当たりをし、そのまま外へ出た。

地下だと思っていたが、外は紛れも無い地上だった。ブロック塀がずっと続いており、所々に電柱が立っている。「ヴーン」という音がずっと鳴っている。
私は走った。何処へ?
分らない。でも、知ってる。そこを直進し、そこを右に曲がる。

「通さん!」
夏侯惇が行く手を阻む。
こんなのに襲われてはひとたまりも無い。私は渾身の力で夏侯惇の頭上をジャンプで越える。
「なにっ」
夏侯惇は一瞬怯んだ。その隙に私はそこの扉を開け、素早く鍵を閉めた。
「おのれっ!」
この扉は頑丈だ。そう、何故か知っている。

それで・・・どうすれば良い・・・何をすれば良い・・・
あいつを倒す方法・・・
そうだ・・・この世界は電気が全て。奴も電気をエネルギーにしている。
このブレーカーさえ落とせば・・・
私はダンテから預かった鍵のような物を穴に差し込み、ぐりぐりと回してみた。
かちゃっ、という音とともに蓋は外れる。
よし。
私はブレーカーを落とした。
世界は救われたのだ。





2003年5月18日の夢です。
何か、意味分らないですね。夢ですもん(何
電気が全ての世界。その電気から生まれた魔王。
久しぶりに見た夢がこれって言うのも・・・何なんでしょう?
夢日記自体、続くかどうか分りませんが、また変な夢見たら書いていきますね。

登場人物:
桝田:私です。主人公です。普通の人間。
ダンテ:CAPCOMの「Devel May Cry」というゲームの主人公です。銃と剣を操ります。普段は人間の姿をしていますが、魔族です。
ジャイアン:藤子・F・不二夫作「ドラえもん」のキャラクターです。主人公であるのび太をいじめるガキ大将ですが、劇場版では凄くいい奴だったりします。
スネ夫:ジャイアンと同じく「ドラえもん」のキャラクター。いつもジャイアンに引っ付いてる腰巾着。意地悪ですが、劇場版ではとても優しい男です。
張飛:三国志に登場します。「三国演義」の主人公である劉備の義弟。武は達者ですが、酒癖が悪いという欠点も。
関羽:同じく、劉備の義弟。そのすばらしい髯から、「美髯公」などと称されます。
夏侯惇:三国志の魏の将。戦で目を射抜かれるが、母からもらった物だと言い、その目を食べてしまった逸話がある。
魔王:誰でしょうね?人類を脅かす物。戦争、ウイルス、外的生命体・・・の象徴かも?
その圧倒的な力、支配力、器は今の人類に必要とされるのかもしれません。馬鹿が集まって戦争とかやってる場合じゃないよ、ホント。





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